ワサセーブの使用法

1. ワサセーブは 野菜や果物などの包装空間内にスプレーしてご使用ください。
2. ワサセーブの成分が充満した雰囲気を1時間程度は維持できる包装資材を用いてください。
3. 包装袋の内側にスプレーするのがお薦めですが、青果物に直接接触しても問題ありません。
4. 噴霧量は対象物や包装袋の空間量によって異なりますが、通常は1~5プッシュです。

ワサセーブの使用方法

「鮮度保持剤ワサセーブ」の主成分は天然ワサビ由来のAITC(アリルイソチオシアネート)で、これに僅かな食品添加物成分(糖類とポリグリセリン)を配合したものです。ワサセーブには独特の刺激臭がありますが、この匂いは短時間で揮散し消失しますが、この匂いのもとのAITCには「追熟ホルモン(エチレン)の生成を阻害する」性質があるのでワサセーブを使うことによって、未熟な野菜は未熟な状態を長く、適熟の果実は過熟しすぎないように長持ちさせることができます。

「ワサセーブの一般的な使い方」

青果物に使用する際には、この匂いの成分に含まれるAITCに1時間以上は触れさせておくために、ポリエチレンなどプラスチック製の袋や容器など、AITCが長く滞留するような包装資材を使用してください。
また 包装内に直接噴霧或いは塗布するほかに、青果物の種類によってはワサセーブ液の滴(しずく)が直接付着すると、その部分が変色する場合がありますのでそのような植物、例えば葉物野菜や表皮の弱い桃などの果実の場合は、紙ナプキンなどに噴霧してしみ込ませたものを同封するなどして、青果物の表面がワサセーブ液で濡れないようにしてください。
イチゴなど、トレーに乗せて懸け紙のある場合は、袋に入れた後で、懸け紙の上に噴霧するのが効果的です。また、大粒のブドウやホーレン草などのように 一房や一束ごとに密封しない袋を使っているものは、そのままポリエチレン等の外袋に入れて 内外の袋の間に噴霧してください。
リンゴやメロン等のようにモールド成型トレーを使用する場合は、モールドに噴霧すれば、果実は濡らさずにすみますが、これらの果実は直接噴霧しても支障はないようです。また、大根やニンジン、イモ類などの根菜類やブロッコリー、キャベツ等の葉の厚い野菜類も変色しにくいものです。

[一般的な使用手順]

1.青果物をポリ袋など、穴の無い袋に入れる。
2.*袋の内側に中にワサセーブを噴霧する
3.袋の口を閉じる→ヒートシール、縛る、輪ゴム止め、折畳む、のどれでもOK

「ワサセーブの使用量の目安」

概ね1Kg以内のものは、ワサセーブのフィンガースプレーを1押し(1~2プッシュ)です。
大きな袋≒10ℓ程度 には 3~4プッシュ。
イチゴを箱ごと(トレー2枚、又は4枚)の場合は、一箱に対して2~3プッシュ。
スイカやメロンなどの大玉で2プッシュ/1玉、巨峰やシャインマスカットは
1プッシュ/1房・・・・・・という程度が目安です。
多量に噴霧して害になることはありませんが、適量でお使いください。

※ワサセーブはボトルごと『冷蔵庫』で保管して、6か月以内にご使用ください。
以上

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